


旧・東セロ株式会社においては、1929年(昭和4年)のセロハン製造に始まった事業が、1964年(昭和39年)に無延伸ポリプロピレンフィルム、1971年(昭和46年)に二軸延伸ポリプロピレンフィルムの製造販売へと拡大。軸足をプラスチックフィルムに移しながら、より高い機能性を追求してまいりました。その用途は、食品包装・工業用基材を始めとして、最先端の電子部品やメディカル・ヘルスケア等に至る幅広い領域に拡大しています。
一方、旧・三井化学ファブロ株式会社は、高度経済成長期期の1972年(昭和47年)、食品を中心とするパッキングシート事業で産声を上げました。1978年(昭和53年)には自動車の内装材事業に進出。やがてパッキング技術及び高度な発泡技術で実績を重ねてきました。1988年(昭和63年)EVAシート(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂シート)事業を始動して以降は、太陽電池用封止シートをもうひとつの柱として市場を開拓。さらに2005年(平成17年)の合併により表面保護フィルム分野を統合し、家電・自動車・建材産業などのニーズに応えてまいりました。
2010年(平成22年)4月には会社分割により、三井化学株式会社からフレキシブルプリント基板製造用の離型フィルム「オピュラン®」事業を、そして2011年(平成23年)4月にはウェハ裏面研削時(ICプロセス)の回路面保護テープ「イクロステープ」事業も承継し、製品ラインナップはさらに充実いたしました。事業をまたぐ技術連携や情報交換も可能になり、技術の幅はさらに拡大してまいります。社会と環境のニーズに対応できる技術開発先行型企業として、より信頼性を高めてまいりたいと考えています。
2010年10月1日東セロ株式会社と三井化学ファブロ株式会社の生活資材事業を除く全事業を分割統合し、三井化学東セロ株式会社として発足しました。
経営資源の集中投入と統合効果の最大化を進めることによって、当社はこれまで以上に営業力を強化し、販売エリアを拡大、アジアを中心とするグローバル市場をターゲットとして、当社の強みを幅広く活かしていきたいと考えています。